文豪たちの大喧嘩 : 鴎外・逍遥・樗牛

書誌事項

文豪たちの大喧嘩 : 鴎外・逍遥・樗牛

谷沢永一著

(ちくま文庫, [た-64-1])

筑摩書房, 2012.8

タイトル読み

ブンゴウ タチ ノ オオゲンカ : オウガイ ショウヨウ チョギュウ

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注記

2003年5月に新潮社より刊行されたもの

谷沢流「登場人物・事項」コラム: p297-349

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「鴎外にだけは気をつけよ」好戦的な厄介者、論争家としての鴎外。「『小説神髄』の執筆は御苦労であったが、我が文壇に影響するところは皆無」鴎外の標的とされた逍遙。「目指す相手は森鴎外」独立独歩の若き批評家、高山樗牛。攻守転々三つどもえ、目くらましあり、禁じ手ありの筆合戦。明治文学の黎明期に起こった文学論争を通して、文豪たちの意外な素顔を描く。

目次

  • 1 鴎外にだけは気をつけよ
  • 2 鴎外はじめて苦境に立つ
  • 3 論理に勝って気合い負け逍遙
  • 4 鴎外の追撃を断ち切った逍遙
  • 5 樗牛が鴎外に罠を仕掛ける
  • 6 評論から手を引く羽目になった鴎外
  • 7 対決を回避して遁走する鴎外
  • 8 樗牛が逍遙に噛まれて謝る
  • 9 手練手管の度を越した樗牛の小細工
  • 10 樗牛が釈明の機を逸する
  • 11 西洋思想史を居丈高に説教して空振り

「BOOKデータベース」 より

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