ヘテロトピア通信
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ヘテロトピア通信
みすず書房, 2012.7
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ヘテロトピア ツウシン
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Description and Table of Contents
Description
社会や時代に大きな動きが生じたとき、批判的懐疑のまなざしを向けることを忘れず、「権力という巨象にまとわりつく虻のようでありたい」。思想史家の立つ場所。
Table of Contents
- 1(批評の立ち位置について;サイードの「財産目録」 ほか)
- 2(世界システムの変容と「地域研究」の再定義;「批判的地域主義」への定位;「民族責任」と対峙するために;金嬉老のまるはだかのおしり;印象的な「死に至る共同体」をめぐる考察)
- 3(トロポロジーと歴史学—ホワイト=ギンズブルグ論争を振り返る;よくぞここまで—「歴史家と母たち」追想;ずれを読み解く—ギンズブルグの方法について)
- 4(『野生のアノマリー』考;自信満々の未来派左翼;「絶対的民主主義」社会への展望—姜尚中との対話;イタリアにおける「反転する実践」の系譜—アントニオ・ネグリ『戦略の工場』読解のための一資料)
- 5(「破船」後の歴史学の行方;サイード版「晩年のスタイル」;失望と得心;総力的一致の大合作;全体主義をめぐる論争の「概念史」のこころみ;若い世代に語り継ぐ;「赤い出版人」ジャンジャコモ・フェルトリネッリの障害;待望のロドウィック著作集;アガンベンへの現在望みうる最良の手引き;学問の危機からの脱出のための一指針)
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