占領下日本
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占領下日本
(ちくま文庫, [は-24-15],
筑摩書房, 2012.8
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センリョウカ ニホン
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注記
その他の著者: 竹内修司, 保阪正康, 松本健一
2009年7月に刊行されたもの
関連年表: 下巻p291-296
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784480429650
内容説明
1945年8月から、1952年4月の講和条約発効まで、戦後日本は7年間の「占領」を受けた。日本はどのような条件で降伏を受け入れたのか。天皇の人間宣言は当時どう受け止められたか。憲法9条の発案者は。「日本人民共和国」の可能性はあったか。—この時代を問うことは、「戦後日本のかたち」を問いなおすことに他ならない。天皇から、検閲、ストリップまでを語り尽くす上巻。
目次
- 序章 「八月十五日」の体験
- 第1章 日本は「無条件降伏」をしたか
- 第2章 「一億総懺悔」の問題点
- 第3章 天皇とマッカーサーとの会談の真実
- 第4章 天皇が「人間」となった日
- 第5章 「堕落論」および「俳句第二芸術論」の衝撃
- 第6章 憲法第九条を発案したのは誰か
- 第7章 当用漢字・新かなはどうして採用になったのか
- 第8章 検閲はどう行なわれていたか
- 第9章 国敗れてハダカありき
- 第10章 “日本人民共和国”成立の可能性
- 巻冊次
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下 ISBN 9784480429667
内容説明
日本の「占領」政策は、一直線に進んだわけではない。そこでは、膨大な思惑が錯綜し、揺れ動く環境の中で、さまざまなあり方が模索された。結果、日本は二転三転する激動の変化を余儀なくされる。—東京裁判でのパル判事の真意は。下山事件の真相は。マッカーサーと天皇、はたしてどちらが勝者だったのか。—昭和史がもっとも激しく動いたこの時代を、多様な観点と仮説から再検証する下巻。
目次
- 第11章 『はるかなる山河に』に生き残ったことの意味
- 第12章 東京裁判でパル判事が主張したこと
- 第13章 「デス・バイ・ハンギング」という判決
- 第14章 『日本の黒い霧』の推理は正しいか
- 第15章 朝鮮戦争は「神風」だった?
- 第16章 古橋・湯川・黒澤の活躍
- 第17章 警察予備隊が編成されたとき
- 第18章 マッカーサーが忘れられた日
「BOOKデータベース」 より