東京いいまち一泊旅行
著者
書誌事項
東京いいまち一泊旅行
(光文社新書, 598)
光文社, 2012.8
- タイトル読み
-
トウキョウ イイ マチ イッパク リョコウ
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内容説明・目次
内容説明
東京に住んでいて、東京のホテルに泊まっていけないわけもない。ながらく住んでいるからといって、身近な町を知っているとはかぎらないし、未知という点でいうと、千キロかなたも十キロの近きも同じである。夜ふけのホテルの窓から見上げた夜空は、心なしか旅情をかき立ててくれるし、それにこの旅は、足代がほとんどかからない。その分、夜の飲み代に回していいのである。林立するビルに挟まった、小さなシティホテルの朝の食事。たった一泊なのに、もう何日も旅の空をつづけているような気分である—。品川宿、上野、十条・王子、赤坂、築地明石町、牛込界隈、かっぱ橋道具街、赤塚、木場、小菅、関口、千住、丸の内、明治神宮、豊島園、桧原村、蒲田、青梅、八王子、神田・日本橋…。都心から郊外、山の手から下町まで。これまで幾度も通りすぎてきた町に、一泊、根をおろしてすごしてみると、町の素顔、魅力、歴史、息づく人々の姿…etc.が見えてくる。
目次
- 1(五十三次うちどめの夢—品川宿(品川区);ここすぎてとわのなやみぞ—上野(台東区);サービス満点—十条・王子(北区);三代目訪問—赤坂(港区);ハイカラと伝統—築地明石町(中央区))
- 2(坂の上彷徨—牛込界隈(新宿区);巷の芸術—かっぱ橋道具街(台東区);田遊び—赤塚(板橋区);幻の町—木場(江東区);空白の地図—小菅(葛飾区);椿山荘清遊—関口(文京区);路地裏いきつもどりつ—千住(足立区))
- 3(タダは楽しい—丸の内(中央区);人神和合—明治神宮(渋谷区);初恋ラプソディ—豊島園(練馬区);カブトと龍の里—檜原村(西多摩郡))
- 4(一日静養—蒲田(大田区);映画少年の夢—青梅市;絹の道往還—八王子市;旧友再会—神田・日本橋(千代田区・中央区))
「BOOKデータベース」 より