なぜ風が吹くと電車は止まるのか : 鉄道と自然災害

書誌事項

なぜ風が吹くと電車は止まるのか : 鉄道と自然災害

梅原淳 [著]

(PHP新書, 816)

PHP研究所, 2012.8

タイトル読み

ナゼ カゼ ガ フク ト デンシャ ワ トマル ノカ : テツドウ ト シゼン サイガイ

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注記

参考文献: p236-238

内容説明・目次

内容説明

「今日は風が強いから電車が止まるかも…」と心配して早めに帰ろうとするが、案の定、電車は止まっている。「いつも、この路線ばっかり!」とイライラした経験は誰しもあるはず。一体、鉄道会社はどのようにして運休を決めているのか?本書は、東日本大震災後、首都圏でも危惧される地震を筆頭に、ゲリラ豪雨、強風、落雷といった自然災害に対する鉄道の備えと、意外な弱点を解説。さらには停電、火災、人身事故などの問題にも触れることで、「いつも正常に動いて当たり前」と思っていた鉄道への認識が変わる一冊。

目次

  • プロローグ 東日本大震災と鉄道(鉄道140年の歴史と、東日本大震災で受けた衝撃;東日本大震災の大地震による揺れの被害 ほか)
  • 第1章 地震と鉄道(線路は案外揺れに弱い—地面に置かれるだけの基礎、崩れやすい盛土;基礎がコンクリートの線路が強いとは限らない—「耐震」「免震」「制振」 ほか)
  • 第2章 雨と鉄道(いちばん身近な大敵—雨はなぜ鉄道に害を及ぼすのか?;トンネル内の線路、変電所の冠水—ゲリラ豪雨の恐怖 ほか)
  • 第3章 嵐と鉄道(近年なぜ鉄道がよく止まるようになったのか?—運休の原因の多くは風;「少々の風で列車は止まる」は本当か?—他の交通機関に比べれば断然強い ほか)
  • 第4章 都市の鉄道と災害(運転見合わせ—実際の不通区間はわずかでも、広範囲に影響するのはなぜ?;国鉄時代とは様変わり—大幅な合理化と、CTCによる列車の集中管理 ほか)
  • 第5章 人に話したくなる鉄道の災害対策(車両編;線路・施設編)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09954044
  • ISBN
    • 9784569803487
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    [東京]
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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