不況の経済理論
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不況の経済理論
岩波書店, 2012.8
- タイトル読み
-
フキョウ ノ ケイザイ リロン
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注記
参考文献: p297-314
内容説明・目次
内容説明
1990年代初頭から20年以上不況の渦中にある日本経済に対して、従来の経済理論が提起した景気対策は必ずしも効果を発揮してこなかった。いまこそ、この深刻な現状を脱するための新たな経済学の枠組みが求められている。この本では、新古典派経済学やニュー・ケインジアンが採用した方法論を踏襲しながらも、人びとの貨幣保有への欲望、すなわち貨幣需要の非飽和性に注目し、「恒久的な流動性のわな」という経済学の新たな領域を描き出す。このように展開された不況の動学的一般均衡モデルに基づいて、従来とは異なった政策提言を行う。
目次
- 1 不況動学理論の構造(経済変動理論の再考;不況動学モデルの基本構造;消費の週刊形成;地位選好がもたらす経済成長と長期不況)
- 2 景気と経済政策(財政政策;家計への課税と労働供給;再分配と総需要;企業の投資・参入への補助金)
- 3 国際経済への展開(景気の国際相互依存と経済政策;貿易政策と景気の波及効果;海外アウトソーシングと景気;国際間の企業移動と法人税)
- 4 付論(公正賃金の形成と賃金決定メカニズム;非飽和な流動性選好の実証分析)
「BOOKデータベース」 より