まぼろしのノーベル賞 : 山極勝三郎の生涯
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書誌事項
まぼろしのノーベル賞 : 山極勝三郎の生涯
国土社, 2012.3
- タイトル別名
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The life of Professor Katsusaburo Yamagiwa
- タイトル読み
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マボロシ ノ ノーベルショウ : ヤマギワ カツサブロウ ノ ショウガイ
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注記
参考資料・文献: p.171
年譜: p.172-175
内容説明・目次
内容説明
第一次世界大戦中の大正四年(一九一五)、日本で、世界初となる人工的にガンを発生させる実験に成功した男がいた。このニュースは、世界中の学者を驚かせた。そして、ノーベル賞の最終選考にも残ったのだが…。その男、山極勝三郎とは、どのような人物で、どのような人生を送ったのか、一五〇年の時を経て、今ここに明らかになる。
目次
- 人工ガン実験
- 信州上田の地に生まれる—武家社会のおわりに
- 勉学に励んだ少年時代—松平学校で未来を夢見る
- 上田中学校を卒業—自分の進むべき道は
- 志をもって東京に出る—山極家の養子に
- 病理学研究への道—親友・井上善次郎と
- ドイツへ留学—偉大なるウィルヒョウ先生に会う
- 医学部教授となる
- 病気とのたたかい—肺結核におかされる
- こぶとりじいさんのこぶ
- ガン研究はじまる—助手・市川厚一
- 実験成功その後
- まぼろしのノーベル賞
- おだやかな晩年
- 勝三郎の死後
「BOOKデータベース」 より