鄧小平秘録
著者
書誌事項
鄧小平秘録
(文春文庫, [い-85-1],
文藝春秋, 2012.9
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- タイトル読み
-
トウ ショウヘイ ヒロク
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注記
産経新聞出版・扶桑社 (上巻: 2008年2月刊, 下巻: 2008年4月刊) を「文春文庫」として再刊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
年表:下 p313-325
人物リスト:下 p326-342
参考文献:下 p343-357
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167838157
内容説明
武力によって共産党専制を死守した1989年「天安門事件」。沈みかけた開放政策に拍車をかけた1992年「南巡講話」。最高権力者・〓(とう)小平が下した決断が、極貧国から世界第二位の経済大国となったいまも中国を規定し続けている。彼はどのように考え、決断したのか?膨大な史料から明らかにする!日本記者クラブ賞受賞作品。
目次
- 第1部 天安門事件—一党独裁を死守(格差と腐敗の中華振興—武力鎮圧は正しかった;胡耀邦の死—猛然とたばこを吸った;魏京生事件—釈放要求に激怒した ほか)
- 第2部 南巡講話—保守派支配のなかで(隠密旅行—期するものがあった;保守への警告—冒険せずには何もできぬ;「不在」情報—「死亡説」まで流れた ほか)
- 第3部 文化大革命—中央復帰への執念(下放労働—「紅衛兵はいないのか」;家族の絆—受難がバネになった;「戦友」の反逆—毛主席の老いが進んだ ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167838164
内容説明
1976年、毛沢東が死に権力の座に空白が生まれたその瞬間を、〓(とう)小平は逃さなかった。しかし長老たちは隠然たる影響力を発揮し暗闘は熾烈を極める。胡耀邦、趙紫陽、江沢民、胡錦涛…。表の顔を代々替えながらも、改革・開放の道を歩んだ現代中国の四十年を、記者として寄り添い続けた伊藤正が描き切った。
目次
- 第4部 毛沢東死す—宮廷クーデターの三〇日間(毛沢東死去—そして、すべてが始まった;現代の易姓革命—「大統領も皇帝も同じだ」;「四人組」逮捕—「宮廷クーデター」だった ほか)
- 第5部 長老たちの暗闘—改革・開放へと踏み出す(経済大国への道—まぎれもなく中核だった;日中友好ムード—反ソ親米の路線上にあった;対米開放—「米国についた国はみな富強になった」 ほか)
- 第6部 「先富論」の遺産—〓(とう)小平後の中国(〓(とう)楠発言の波紋—「党規約 父の名を消して」;「団派」ホープの熱弁—「政治特区」が急浮上した;軟禁十五年余の元総書記—政権は呪縛の中にいる ほか)
「BOOKデータベース」 より