古典基礎語の世界 : 源氏物語のもののあはれ
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古典基礎語の世界 : 源氏物語のもののあはれ
(角川文庫, 17555)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.8
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コテン キソゴ ノ セカイ : ゲンジ モノガタリ ノ モノ ノ アワレ
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Note
「源氏物語のもののあはれ」(2001年刊)の改題増補
カバージャケットに「角川ソフィア文庫」の表示あり
奥付ページに「SP E-101-2」の表示あり
Description and Table of Contents
Description
「もの言ひ」「もの思ひ」「もの寂し」「ものものし」。『源氏物語』に現れる「モノ」という言葉は、場面に応じていくつもの意味をもっている。作者・紫式部の真意を、私たちはどれだけ正しく理解していただろうか—。日本語の散文が発達しはじめた平安時代の「モノ」を、日本語学の視点から再検討。正確な意味の把握によって、人々の暮らし、運命のとらえ方、恐怖の対象までも明らかにする。古典の奥深さと魅力を言葉から味わう。
Table of Contents
- 1 「世間のきまり」というモノ(ものちかし・ものとほし;ものいひ;ものゑんじ;ものいみ;ものまめやか)
- 2 「儀式、行事」というモノ(ものみ;ものす;ものものし;ものはかなし;ものきよげ;もののべ・もののぐ・もののふ)
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