歪んだ回想録
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歪んだ回想録
(小学館文庫, [ほ2-1])
小学館, 2004.9
- タイトル読み
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ユガンダ カイソウロク
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内容説明・目次
内容説明
「余は鶏である—」。昭和史を得意分野とするノンフィクション作家・有本邦夫に、五日連続で奇妙なはがきが届いた。数日後有本は佐藤と名乗る高校教師から突然の訪問を受け、東条英機が終戦前後に書いた未発表の回想録を読んで欲しいと言われる。その一部を見た有本は衝撃を受ける。「事実ならば昭和史は塗り替えられる」。回想録の真贋調査に乗り出すと、はがきや回想録にかかわる人々が次々と怪死を遂げていった。そしてついに、昭和史の闇が、静かに有本の前に姿を現した—。ノンフィクションの名手である著者が、初挑戦した歴史ミステリー。
「BOOKデータベース」 より