盲目と洞察 : 現代批評の修辞学における試論
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書誌事項
盲目と洞察 : 現代批評の修辞学における試論
(叢書・エクリチュールの冒険)
月曜社, 2012.9
- タイトル別名
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Blindness and insight : essays in the rhetoric of contemporary criticism
- タイトル読み
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モウモク ト ドウサツ : ゲンダイ ヒヒョウ ノ シュウジガク ニオケル シロン
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注記
訳者名の「崎」は、「山」偏に「竒」
内容説明・目次
内容説明
テクストと向きあう“読むこと”の透徹した営みによって、現代における批評の新たな方向性を決定づけた古典。ブランショ、プーレ、デリダらと果敢に対峙し、彼らの洞察そのものが不可避的な内的齟齬への盲目性によって支えられていることを暴く。鋭利な考察が今なお輝きを放つ、イェール学派の領袖の主著。
目次
- 第1章 批評と危機
- 第2章 アメリカのニュークリティシズムにおける形式と意図
- 第3章 ルートヴィヒ・ビンスヴァンガーと自己の昇華
- 第4章 ジェルジ・ルカーチの『小説の理論』
- 第5章 モーリス・ブランショの批評における非人称性
- 第6章 起源としての文学的自己—ジョルジュ・プーレの著作について
- 第7章 盲目性の修辞学—ジャック・デリダのルソー読解
- 第8章 文学史と文学のモダニティ
- 第9章 抒情詩とモダニティ
「BOOKデータベース」 より