漂流物
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漂流物
思潮社, 2012.6
- タイトル読み
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ヒョウリュウブツ
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内容説明・目次
内容説明
鎌倉の海岸に漂着した名もなき欠片、そこからこぼれ落ちる無数の言葉—詩人が拾い集めた非人称の断片が、いま写真とともに封じ込められ、新たな旅をはじめる。波打ち際で生まれた連作散文詩。
目次
- 1 生命あるものの濡れるところ(それらは、自らが何かであることを…;海棲の貝類は完全変態を遂げる… ほか)
- 2 時のコラージュ(言葉がピサの斜塔のように…;「透明」は、どうすれば… ほか)
- 3 世界が生まれたとき(世界はヒョウタンから…;鶴岡八幡宮から若宮大路を南へ… ほか)
- 4 海の中道(日々を生きていると、思うことがある…;波の音が絶えないところでは… ほか)
- 5 私たちは海辺に住まう(かつて、熱心に風の名を…;波頭に万象の片影の飛沫が… ほか)
「BOOKデータベース」 より