大名の家計簿 : "崖っぷち"お殿様、逆転の財政改革

書誌事項

大名の家計簿 : "崖っぷち"お殿様、逆転の財政改革

山下昌也著

(角川SSC新書, 162)

角川マガジンズ , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.9

タイトル別名

大名の家計簿 : 崖っぷちお殿様逆転の財政改革

タイトル読み

ダイミョウ ノ カケイボ : ガケップチ オトノサマ ギャクテン ノ ザイセイ カイカク

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注記

参考文献: p222-223

内容説明・目次

内容説明

戦国時代が終わりを告げ、江戸時代に入ると徳川幕府の大名統制もあり、全国の大名は「慢性的な財政難」と「藩政の乱れ」という新たな難敵を相手に悪戦苦闘していた。「年貢増税」や「借金踏み倒し」で凌いできた藩財政も、もはや権威だけの無理強いも厳しく、大名家の多くは実質赤字状態だった。“倒産寸前”の崖っぷち大名が、いかにして危機を乗り越えたのか。黒字化を成し遂げた藩主の覚悟と知恵。

目次

  • 第1章 藩の商法編(高松藩—特産品の和三盆と塩を名品に仕立て上げ、財政再建を果たす;長州藩—大藩ゆえに陥った赤字財政を大転換させた港湾事業;大野藩—藩直営商社を大坂に出店、商売で財政を立て直す;姫路藩—自慢の特産品を藩で専売、巨大市場の江戸で商う)
  • 第2章 大商人・民間人登用編(備中松山藩—農民出身の学者を抜擢、藩政改革の全権を任せる;庄内藩—豪農・本間家に全権を預け、財政立て直しを託す;府内藩—理財の専門家を登用し、絶望的な赤字からの再建を果たす)
  • 第3章 抜本改革編(相馬藩—ユニークな農政改革で農民を保護し、移民を受け入れる;会津藩—倹約、特産品奨励…、現場主義で立て直しに成功;高田藩—消極的再建策をやめ、殖産興業の積極的財政再建へ)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10231918
  • ISBN
    • 9784047315853
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    223p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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