つぶやきのクリーム
著者
書誌事項
つぶやきのクリーム
(講談社文庫, [も-28-55] . The cream of the notes / 森博嗣 [著] ; [1])
講談社, 2012.9
- タイトル読み
-
ツブヤキ ノ クリーム
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注記
2011年9月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである—。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。
目次
- 何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。
- 自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい。
- 天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?
- 愛国心のような集団性を持つことが、人間の社会の基本だろうか。しかし、その基本が争いを個人から集団へと大きくする。
- 人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である。
- 風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。
- 土地に縛られているのは個人ではなく、集団である。
- 住宅の九割の価値を決める要因は、どこに建っているか、である。
- つぶやくだけで良い。多くの普通の人の意見とは、その程度のものか。
- 長いものには巻かれろ、というが、それができるのは長くて柔らかい場合だけである。〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より