どうで死ぬ身の一踊り
著者
書誌事項
どうで死ぬ身の一踊り
(新潮文庫, 9552,
新潮社, 2012.10
- タイトル読み
-
ドウデ シヌ ミ ノ ヒトオドリ
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収録内容
- 墓前生活
- どうで死ぬ身の一踊り
- 一夜
内容説明・目次
内容説明
非運の長期に散った、大正期の私小説家・藤澤清造。その作品と人物像に魅かれ、すがりつく男の現世における魂の彷徨は、惨めながらも強靱な捨て身の意志を伴うものであった。—同人誌時代の処女作「墓前生活」、商業誌初登場作の「一夜」を併録した、問題の第一創作集。賛否と好悪が明確に分かれる本書には、現代私小説の旗手・西村賢太の文学的原点があまねく指し示されている。
「BOOKデータベース」 より