江戸川で聴いた中野ミツさんの昔語り : 現代昔話継承の試み
著者
書誌事項
江戸川で聴いた中野ミツさんの昔語り : 現代昔話継承の試み
瑞木書房 , 慶友社 (発売), 2012.6
- タイトル別名
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中野ミツさんの昔語り : 江戸川で聴いた : 現代昔話継承の試み
- タイトル読み
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エドガワ デ キイタ ナカノ ミツ サン ノ ムカシガタリ : ゲンダイ ムカシバナシ ケイショウ ノ ココロミ
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注記
DVDタイトル: 「聴き耳の会」語りと継承
内容説明・目次
内容説明
本書は「江戸川区で聴いた」「中野ミツさんの越後語り」として纏める。ミツさんの内藏文化としての越後の昔話が、現住地・東京江戸川区で声の文化として聴き手を得、語りが開花する道を辿る。特徴としたのは「昔話を聴く・聴かせる」継承の意味深さであった。「語り手」と「聴き手」の関わり、人間関係、コミュニケーション文芸としての昔話・口承文芸の存在感を探る。集合体としての都市・江戸川区における新たな文化継承の試みを探る営み、今、此処の昔話継承、耳による現代語り構築の記録でもあった。
目次
- 1 「中野ミツさん」を聴く(出会い—尻尾の釣り;故郷葎谷の母子語り—木の又太郎と木の葉姫;旅から来る人びと—宗教者と物売り;町に行く村人—江戸稼ぎと伊勢参り)
- 2 「聴き耳の会」が聴く—ミツさんのふるさと語り(竜神様のお膳;おとわ池;小僧のむかし(小僧小僧えーかー);猿地蔵;仕置きされた阿弥陀様 ほか)
「BOOKデータベース」 より