遙かなノートル・ダム
著者
書誌事項
遙かなノートル・ダム
(講談社文芸文庫, [もF1])
講談社, 2012.10
- タイトル別名
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遙かなノートルダム
- タイトル読み
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ハルカナ ノートル ダム
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注記
角川文庫『遙かなノートル・ダム』(1983年11月)を底本とし、必要に応じて『森有正全集』第3巻(筑摩書房, 1978年11月)を参照したもの
年譜: p271-284
著書目録: p285-290
内容説明・目次
内容説明
体験ではなく、経験を根柢に—著者の思想的転回点となった画期的な哲学エッセー。ただ自己の体験にとどまるならば安易な主観主義に陥るが、一方、経験は自己の定義へと進む。過去から受け継いだ歴史的なものが、ある機縁により、自分自身とわかちがたく成長していく—この静かな成熟過程、感覚の堆積が経験を生み、経験が思想に結実し、私という人間の定義へと到る。経験という地平から見た、西欧と日本の風景とそこに生きる人々。
目次
- 1(霧の朝;ひかりとノートル・ダム;遙かなノートル・ダム)
- 2(赤いノートル・ダム;ある夏の日の感想;パリの生活の一断面;ルオーについて;思索の源泉としての音楽;滞日雑感)
「BOOKデータベース」 より