放浪記
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放浪記
(ハルキ文庫, は9-1)
角川春樹事務所, 2011.2
- タイトル読み
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ホウロウキ
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内容説明・目次
内容説明
尾道から上京した若き日の林芙美子は、住まいと男を転々としながら、どうしても貧困から抜け出せずにいた。何とかして金がほしい、お腹がすいた、何か面白い仕事が転がってやしないかな。いい詩が書きたい、棄てた男が恋しい、母も恋しい、いっそ身売りしてしまおうか…。明るく、凛とした強さで、逆境とまっすぐに向き合って生きた芙美子が、自身の思いの丈を軽妙に綴った、等身大の日記。
目次
- 放浪記以前—序にかえて
- 淫売婦と飯屋
- 裸になって
- 目標を消す
- 百面相
- 赤いスリッパ
- 粗忽者の涙
- 雷雨
- 秋が来たんだ
- 濁り酒
- 一人旅
- 古創(ふるきず)
- 女の吸殻
- 秋の唇
- 下谷の家
「BOOKデータベース」 より