消滅時効・除斥期間論の新たな展開

書誌事項

消滅時効・除斥期間論の新たな展開

松本克美著

(立命館大学法学叢書, 第15号 . 時効と正義||ジコウ ト セイギ ; 続)

日本評論社, 2012.10

タイトル別名

消滅時効除斥期間論の新たな展開

タイトル読み

ショウメツ ジコウ・ジョセキ キカンロン ノ アラタナ テンカイ

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注記

『時効と正義 : 消滅時効・除斥期間論の新たな胎動』(2002年刊) の続編

内容説明・目次

内容説明

債権法改正をめぐり、時効期間の短縮化が声高に叫ばれている。しかし、時の経過の一事により、権利が今まで以上に容易に消滅してしまって良いのか。労災・職業病、公害、戦後補償、不当労働行為、児童の性的虐待、隠蔽された殺人事件など、“時の壁”が問題となった現実の訴訟を踏まえて、前著『時効と正義』に引き続き、さらに鋭くこの問題に答え、あるべきかたちを提言する。

目次

  • 第1部 消滅時効・除斥期間論の現代的展開(民法724条前段の時効起算点—現実認識時説から規範的認識時説へ;民法724条後段「除斥期間」説の終わりの始まり—除斥期間説に基づき判例を統一した最判1989年の再検討;民法724条後段の「不法行為の時」と権利行使可能性—筑豊じん肺訴訟最判2004年の射程距離 ほか)
  • 第2部 各分野における消滅時効・除斥期間論(戦後補償訴訟と時効—中国人・朝鮮人強制連行問題を中心に;環境・公害訴訟と時効・除斥期間;不当労働行為と消滅時効—鉄建公団訴訟東京地裁判決の時効論の検討 ほか)
  • 第3部 時効法改革の基本視点と課題—消滅時効期間の短期化・統一化(近時の民法改正論における時効改革論;短期化の必要性;不法行為に基づく損害賠償請求権の短期時効規定の廃止論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10423806
  • ISBN
    • 9784535517516
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    314p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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