綺譚集
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綺譚集
(創元推理文庫, 542-02)
東京創元社, 2008.12
- タイトル読み
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キタンシュウ
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注記
参考文献: 巻末
収録内容
- 天使解体
- サイレン
- 夜のジャミラ
- 赤假面傳
- 玄い森の底から
- アクアポリス
- 脛骨
- 聖戦の記録
- 黄昏抜歯
- 約束
- 安珠の水
- アルバトロス
- 古傷と太陽
- ドービニィの庭で
- 隣のマキノさん
内容説明・目次
内容説明
天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。—綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の十五篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。
「BOOKデータベース」 より