5日でわかる世界歴史
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5日でわかる世界歴史
(小学館文庫, [は11-1])
小学館, 2012.8
増補版
- タイトル読み
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イツカ デ ワカル セカイ レキシ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
長年にわたって動物と人間を見つめてきた羽仁進が、六千年をこえる文明の歴史を作り上げてきた人間のエネルギーを、5幕のドラマとして描き出した歴史読物の増補改訂版。「人間の歴史は、欲望と正義の織りなす不思議な織物のようだ」「歴史をここまで推し進めてきたのは、人間が生物としてもつ、とび抜けた能力であった」ととらえ、史上三回目の大きな危機に直面する人間に、「明日はあるのか」と問い直す。そして、文明そのものが原因となっている現在の危機を乗り越えるには、過去の人間がしてきたことを本気で調べ直す必要があると語る。
目次
- プロローグ(ドラマは草原からはじまった!;情報を蓄える人間が最強のハンターになった)
- 第1幕 農業が文明をはじめた(マンモスがいなくなったとき、人々は種を播きはじめた;より広い土地を求め、人々は平野に進出していった ほか)
- 第2幕 文明の第一回戦(西方からの絶えざる刺激。中国文明の登場;戦争の炎に焼かれ、人々は何を求めるのか ほか)
- 第3幕 第二回戦の第一走者はイスラム(自然のなかで暮らしていた人々が、こぞって文明に参加する;イスラムが新たなページを文明の歴史にひらく ほか)
- 第4幕 文明が世界をおおう(中国に展開する華麗なドラマ、世界に先行した「宋」文明;武人支配の時代、チンギス=ハンとティムールの英雄伝説のうしろには… ほか)
- 第5幕 現代で物語は終わるのか(会社の誕生。猫と海賊とチューリップの教える公正の限界;革命の時代、働く人の値打ちが高まる ほか)
- エピローグ(人間に明日はあるのかと問い直す)
「BOOKデータベース」 より