新自由主義に揺れるグローバル・サウス : いま世界をどう見るか
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書誌事項
新自由主義に揺れるグローバル・サウス : いま世界をどう見るか
ミネルヴァ書房, 2012.10
- タイトル別名
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新自由主義に揺れるグローバルサウス : いま世界をどう見るか
- タイトル読み
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シンジユウ シュギ ニ ユレル グローバル・サウス : イマ セカイ オ ドウ ミルカ
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内容説明・目次
内容説明
新自由主義はどのように世界を席巻しているのか。とりわけ、アジア、アフリカ、ラテンアメリカを中心とする「グローバル・サウス」では何が起こっているのか。本書は、多様な文化とアイデンティティをもつ人々が生活し、交流する多層な場としてのリージョナル、ナショナル、ローカルな社会経済空間という視点から、様々な分野の研究者が、「いま世界をどう見るか」を論じる。「アジア・アフリカ研究所」50周年記念出版。
目次
- グローバル・サウスを見るひとつの視点
- 第1部 グローバリズムとリージョナリズムの交差(自由主義帝国の過去と現在—イラク戦争に関連して;アメリカの対外経済関係とNAFTA;欧州通貨統合と旧フランス領アフリカ植民地の包摂—フランス銀行による「リスクの集中管理」政策との関連において;ASEAN諸国における国家‐社会関係—新自由主義下の展開をふまえて;グローバル化と中国の「社会主義市場経済」—中国は「社会主義市場経済」をどうとらえているか;グローバル・サウスにおけるガヴァナンス構築—民主主義と社会運動の視点から)
- 第2部 新自由主義的グローバリゼーションとグローバル・サウス(変貌するラテンアメリカ—21世紀の中南米統合に向けて;ベネズエラのチャベス運動における四大潮流と二大社会計画;ブラジル左派政権下の地域開発—大豆・石油依存の成長から内発的発展へ;メキシコとサハラ以南のアフリカにおける構造改革—グローバル化の痛み)
- 第3部 新たな時代に向けて(南ア、イラク、ネパール民主化における憲法制定の課題;世界金融経済危機と発展途上国間通貨金融協力;「帝国」から地球人手当のある世界市場社会へ—所得不平等のグローバル化を問う;戦後日韓関係と市民社会の課題—100年の葛藤を超えて)
「BOOKデータベース」 より