鉄道が変えた社寺参詣 : 初詣は鉄道とともに生まれ育った

書誌事項

鉄道が変えた社寺参詣 : 初詣は鉄道とともに生まれ育った

平山昇著

(交通新聞社新書, 049)

交通新聞社, 2012.10

タイトル別名

鉄道が変えた社寺参詣 : 初詣は鉄道とともに生まれ育った

タイトル読み

テツドウ ガ カエタ シャジ サンケイ : ハツモウデ ワ テツドウ ト トモニ ウマレソダッタ

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注記

文献: p242-244

内容説明・目次

内容説明

日本人にとって最もメジャーかつ“伝統的”な年中行事「初詣」は、意外にも新しい行事だった…?!そしてその誕生の裏には、近代化のなかで変化する人々の生活スタイルと、鉄道の開業・発展、そして熾烈な集客競争があった—“社寺参詣のために敷設された鉄道は多い”という語り方で語られてきた「鉄道と社寺参詣」の関係に一石を投じ、綿密な史料調査をもとに通時的に解き明かす、鉄道史・民俗学を結ぶ画期的な一冊。

目次

  • 第1章 「初詣」の誕生(「初詣」の謎;鉄道の誕生と川崎大師 ほか)
  • 第2章 「何事も競争の世の中なり」—鉄道による参詣客争奪戦(川崎大師—京浜電鉄VS官鉄;成田山—成田鉄道VS総武鉄道、京成電軌VS国鉄 ほか)
  • 第3章 競争がもたらしたもの1—恵方詣の盛衰(恵方詣;恵方詣の衰退 ほか)
  • 第4章 競争がもたらしたもの2—二年参りの定着(東京;鹽竃神社)
  • 第5章 鉄道と神社の協調と駆け引き—西宮神社十日戎を事例に(明治改暦から阪神電車開業前まで;阪神電車開業による変化—イベントプロデューサーの登場 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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