書誌事項

文化の読み方/書き方

クリフォード・ギアーツ [著] ; 森泉弘次訳

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2012.10

タイトル別名

Works and lives : the anthropologist as author

文化の読み方書き方

タイトル読み

ブンカ ノ ヨミカタ カキカタ

大学図書館所蔵 件 / 86

この図書・雑誌をさがす

注記

1996年9月刊の再刊

内容説明・目次

内容説明

『ヌガラ』や『ローカル・ノレッジ』で知られる文化人類学者クリフォード・ギアーツが一九八八年に出版した本書で向けられる主たる関心は、「人類学者はどのように書くか」という問題である。そこで主要な人類学者たち、レヴィ=ストロースやエヴァンズ=プリチャード、マリノフスキー、ルース・ベネディクトらの民族誌のテキストを読み解き、観察する側と観察される側の関係性の中で露わになる独善性や作為性をえぐりだしながら、いま人類学者が民族誌を書くことの意義を根本的に問い直してゆく。

目次

  • 第1章 あちら側にいるということ—人類学と執筆の場面
  • 第2章 テクストに内在する世界—『悲しき熱帯』の読み方
  • 第3章 スライド写真技法—エヴァンス=プリッチャードによるアフリカ文化の透かし絵
  • 第4章 目撃者としてのわたし—マリノフスキーの子どもたち
  • 第5章 われわれ対われわれでない人びと—ベネディクトの旅
  • 第6章 こちら側にいるということ—ともあれそれは誰の生活か

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ