解離する生命
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解離する生命
みすず書房, 2012.10
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カイリ スル セイメイ
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文献: 章末
Description and Table of Contents
Description
境界例では生命性を暴発させ、摂食障害では生命性の支配を望み、解離性障害では生命性を切り離す…“傷つき体験”の諸相から精神医学的アプローチを考える。
Table of Contents
- 第1部 解離の諸相(存在の解離—生命性をめぐる病理;瞬間の自己性—トラウマ学再論;否定の身体—現代精神医学におけるメルロ=ポンティ;飛翔と浮遊のはざまで—現代という解離空間を生きる;流れない時間、触れえない自分)
- 第2部 生命の所在(交感する身体—拒食と境界例の自己と他者;愛のキアスム—食の病と依存;二重の生命—摂食障害者が往々にして境界例的であるのはなぜだろうか;空虚という存在—自傷の可視性をめぐって;置き換えられる身体/置き換えられる聖;語りえなさを語るということ—統合失調症を生きる;精神病理学は、絶滅寸前か)
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