被災の思想難死の思想
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被災の思想難死の思想
(小田実全集 / 小田実 [著], 評論 ; 第21-22巻)
講談社 , 復刊ドットコム (発売), 2012.10
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ヒサイ ノ シソウ ナンシ ノ シソウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784835444727
目次
- 1 阪神大震災、「人災」のなかで怒り考える(一月十七日午前五時四十六分;「棄民」としての被災者;「防災モデル都市」とは何か;「足つき思想」「足つきの文化」)
- 2 大震災を通して見えて来たもの(「人災」としての阪神大震災;「談合」政治が「棄民」政治をつくる;「あちらの世界」と「こちらの世界」)
- 3 二つの「難死」体験(「一九九五年」と「一九四五年」;大震災「難死」者六千人の重み)
- 4 「戦後日本」がめざしたもの(「殺すな」と「体現平和主義」;「湾岸戦争」と「平和憲法」)
- 5 「戦後五十年」後の日本(社会党の「転向」と「談合」政治;「良心的戦争軍事拒否国家」日本)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784835444734
目次
- 6 「日本株式会社」としての「経済大国」(「トヨタの国」「ニンテンドウの国」;「戦前日本」をいま一度ふり返る;「法人本主義」の「壁と「大阪イデオロギー」)
- 7 「被災の思想」を生きる(人それぞれの「被災の思想」;「平和憲法」の原点としての「市民の防災」;「たすけあうこころをしった」「われ=われ=われ……」の「共生」)
- 8 「経済大国」のどんづまりで(「バブル経済」の崩壊と「日本株式会社」;もう一度、被災地に立ち戻って考える;「もうだいぶ復興しましたか」「国の復興熱、冷め始めた」)
- 9 「経済大国」から「人間の国」へ(「被災神戸」の「再生」「転換」;「人間の国」の科学技術とは;沖縄の「難死」「難生」の上の「安保」;五時四十六分で凍った時間)
- 付録 「公」的援助金についての私の主張、提言
「BOOKデータベース」 より