近世王権論と「正名」の転回史
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近世王権論と「正名」の転回史
御茶の水書房, 2012.10
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近世王権論と正名の転回史
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キンセイ オウケンロン ト セイメイ ノ テンカイシ
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Note
博士論文『王権・言葉・心をめぐる近世政治思想史研究』(東北大学, 2008年) を加筆修正したもの
文献リスト: p269-297
Description and Table of Contents
Description
近代天皇制国家はどのようなイデオロギーの醸成によって成立したのか。新井白石の思想を「正名」論に着目し捉え直すとともに、近世後期の名分論・尊王(皇)論が白石の正名思想を反定立させることによって昂揚していった流れを立体的・構造的に解明する。
Table of Contents
- 第1部 新井白石の政治思想史的研究(新井白石の鬼神論再考;新井白石の王権論;伊兵衛殺人事件考—新井白石の君臣観)
- 第2部 「正名」の転回史—近世後期思想史をめぐって(叫ばれる「正名」—統一的国家イデオロギーの成立;後期水戸学における思想的転回—会沢正志斎の思想を中心に;頼山陽における政治なるもの)
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