書誌事項

宿神

夢枕獏著

朝日新聞出版, 2012.9-

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻

タイトル読み

シュクジン

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注記

第1巻の初出: 「序の巻 精霊の王」~「巻の九 熊野道」 朝日新聞朝刊2006年12月22日~2007年7月5日

第2巻の初出: 「巻の九 熊野道」~「巻の十四 落飾の姫」 朝日新聞朝刊2007年7月5日~2007年12月13日; 「巻の十五 煩悩菩薩」~「巻の十六 西行狂乱」 「一冊の本」2008年5月号~9月号

単行本化にあたり、加筆修正

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784022510020

内容説明

保延元年(1135)—北面の武士である佐藤義清(後の西行)と平清盛は、同い年ということもあり妙に馬が合った。2人は怪しげな呪文を唱える呪師の申と妹の鰍に出会う。凶暴な放免たちに襲われた鰍を救うため申が呪を唱えると、あれが気配をあらわしはじめ、窮地を脱する。一年後、鳥羽上皇の中宮・待賢門院璋子に出会った義清は、その美しさに目を奪われた—。人間の根源に挑む著者畢竟の大河伝奇絵巻。
巻冊次

第2巻 ISBN 9784022510037

内容説明

「義清様、この地は、古来この日本の大神域にござります。太き龍脈自在に走り、地の滋味もひと際深うござります。宿の神が集うこと、他の地とは比べものになりませぬ—」熊野道最大の難所・妙法山にて、義清は再びあれと出くわした。呼び出していたのは申と鰍であった。やがて都に戻った義清は禁断の一夜を過ごした待賢門院璋子に再会を果たすが、璋子は病んでいた—。義清は鳥羽上皇の御前にて歌を披露したことでその深奥さに魅了され、ついに出家の道を歩み始め西行と名乗る—恋は人をもののけにする。著者渾身の大河伝奇絵巻、怒涛の第二巻。
巻冊次

第3巻 ISBN 9784022510235

内容説明

「これからゆく道は、修羅の道じゃ」西行はついに高野山入りを決意し、清盛は朝廷内の権力闘争に乗じて覇権を握ろうと画策する—。朝廷、源平入り乱れた大乱勃発!著者会心の大河伝奇絵巻、動天の第三巻。
巻冊次

第4巻 ISBN 9784022510242

内容説明

「滅びゆくものしか愛せぬのだな」待賢門院璋子、崇徳上皇、平清盛—亡き者たちを背負って歩く西行の胸に去来するものは…。宿の神はただそこにあるだけ—著者雄渾の大河伝奇絵巻、堂々の完結。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10666783
  • ISBN
    • 9784022510020
    • 9784022510037
    • 9784022510235
    • 9784022510242
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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