中国革命論のパラダイム転換 : K・A・ウィットフォーゲルの「アジア的復古」をめぐり

書誌事項

中国革命論のパラダイム転換 : K・A・ウィットフォーゲルの「アジア的復古」をめぐり

石井知章著

社会評論社, 2012.10

タイトル別名

Karl August Wittfogel

中国革命論のパラダイム転換 : KAウィットフォーゲルのアジア的復古をめぐり

タイトル読み

チュウゴク カクメイロン ノ パラダイム テンカン : K・A・ウィットフォーゲル ノ 「アジアテキ フッコ」 オ メグリ

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内容説明・目次

内容説明

「労農同盟論」から「アジア的復古」を導いた「農民革命」へ。中国革命のパラダイム転換は、二つの巨大な「後進社会主義」党=国家という独裁的政治権力を背景にして「恣意的に」行われた。K・A・ウィットフォーゲルの中国革命論の観点から、中国革命史における「大転換」の意味と、現代中国像の枠組みを問い直す。

目次

  • 中国革命論のパラダイム転換
  • 第1部 K.A.ウィットフォーゲルの中国革命論(「ブルジョワ民主主義」と国共合作—K.A.ウィットフォーゲルの中国革命論(1);農民問題と「アジア的復古」—K.A.ウィットフォーゲルの中国革命論(2);毛沢東主義と「農民革命」—K.A.ウィットフォーゲルの中国革命論(3);統一戦線の再形成と崩壊—K.A.ウィットフォーゲルの中国革命論(4))
  • 第2部 中国における“アジア的なもの”と世界史の再検討(中国近代のロンダリング—汪暉のレトリックに潜む「前近代」隠蔽の論理;『東洋的専制主義』「前文」への解題とその全訳)
  • 中国における「アジア的」なもののゆくえ—あとがきに代えて

「BOOKデータベース」 より

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