鴉浄土
著者
書誌事項
鴉浄土
(公事宿事件書留帳)
幻冬舎, 2012.7
- タイトル読み
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カラスジョウド
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注記
「公事宿事件書留帳」作品名総覧・初出: 巻末
装幀・装画: 蓬田やすひろ
収録内容
- 蜩の夜
- 世間の鎖
- 鴉浄土
- 師走駕篭
- 陣屋の椿
- 木端の神仏
内容説明・目次
内容説明
古手問屋の隠居・九郎右衛門は妻のお民を亡くして以来、生きる張り合いをなくしていた。その悲しみを趣味の骨董蒐集で癒していたが、それでもお民をしのぶ気持ちは日増しに募る。ついには亡き妻の墓前で出くわした鴉を、彼女の生まれ変わりと信じるまでになっていた。折も折、遺品を整理していた九郎右衛門は、ある異変に気付く…。心優しき隠居の憐憫に応える表題作ほか収録。公事宿の居候にして凄腕の剣客—田村菊太郎が京を舞台に巻き起こる難事件、怪事件に挑む傑作シリーズ第二十集。
「BOOKデータベース」 より