快楽としてのミステリー
著者
書誌事項
快楽としてのミステリー
(ちくま文庫, [ま12-4])
筑摩書房, 2012.11
- タイトル別名
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快楽としてのミステリー
- タイトル読み
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カイラク トシテノ ミステリー
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内容説明・目次
内容説明
探偵小説を愛読して半世紀。ミステリーの楽しみを自在に語る待望のオリジナル文庫。ミステリー批評の名作として名高い『深夜の散歩』から最新の書評まで。ポー、ドイル、チェスタトンからクリスティー、フレミング、チャンドラーまで、そして、グリーン、バルガス=リョサ、エーコまで、さらには、松本清張から大岡昇平、大沢在昌まで、あっと驚く斬新華麗な名篇揃い。
目次
- 1 ハヤカワ・ポケット・ミステリは遊びの文化—鼎談・丸谷才一×向井敏×瀬戸川猛資
- 2 深夜の散歩—マイ・スィン(クリスマス・ストーリーについて;すれつからしの読者のために ほか)
- 3 女のミステリー(酔つぱらひとアメリカ—クレイグ・ライス『素晴らしき犯罪』;ヨーロッパへゆく—パトリシア・ハイスミス『太陽がいっぱい』)
- 4 ミステリーの愉しみ—ホームズから007、マーロウまで(終り方が大切—エリック・アンブラー『影の軍隊』;角川映画とチャンドラーの奇妙な関係—レイモンド・チャンドラー『プレイバック』 ほか)
- 5 ミステリー書評29選(探偵小説に逆らつてロバート・L.フィッシュ『懐しい殺人』;彼女はなぜ殺されたかミュリエル・スパーク『運転席』 ほか)
- 6 文学、そしてミステリー(エンターテインメントとは何か—グレアム・グリーン;ブラウン神父の周辺 ほか)
「BOOKデータベース」 より