源氏物語における「藤壷物語」の表現と解釈

書誌事項

源氏物語における「藤壷物語」の表現と解釈

山崎和子著

風間書房, 2012.10

タイトル別名

源氏物語における藤壷物語の表現と解釈

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ニオケル フジツボ モノガタリ ノ ヒョウゲン ト カイシャク

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注記

博士論文「ことばが拓く「藤壷物語」論」(法政大学, 2010年提出)に加筆、修正したもの

内容説明・目次

目次

  • 序 源氏物語における「藤壺物語」研究の現状と本研究の方法(「藤壺物語」研究の現状;本研究の目的と方法)
  • 第1篇 藤壺と光源氏(“夢”の乖離—「醒めぬ夢」詠;「そら」の恐懼—罪意識の形象化;「おほかた」の視点—藤壺の恋情表現;逆照射される“禁忌の恋”—「おほけなき心」の受容)
  • 第2篇 藤壺と東宮(藤壺の“身の破滅”—出産の「あやまり」と関連して;“露”の縁の“なでしこ”の花;東宮の御容貌—“女にて見まほし”美)
  • 第3篇 藤壺の生涯(女の“黒髪”と“身意識”—出家の契機として;輝く日の宮の“落日”—哀傷歌の象徴性;「藤壺物語」の終焉—「結ぼほれつる夢」の喩)
  • 結 ことばが拓く「藤壺物語」

「BOOKデータベース」 より

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