父親殺害 : フロイトと原罪の系譜

書誌事項

父親殺害 : フロイトと原罪の系譜

柴田明彦著

(メンタルヘルス・ライブラリー, 31)

批評社, 2012.11

タイトル別名

Father murder : Freud and genealogy of original sin

タイトル読み

チチオヤ サツガイ : フロイト ト ゲンザイ ノ ケイフ

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注記

欧文タイトルはブックジャケットによる

文献: p203-206

内容説明・目次

内容説明

フロイトのエディプス・コンプレックス論を基に、人類史の初源における唯一、全能の神の殺害と復活が織りなす壮大なドラマツルギーをとおして、ヨーロッパ近代における資本主義の勃興と精神病の発症—精神医学の誕生という基層文化の劇的転換の実相を跡付け、錯綜し重層化する現代世界史の構造と社会の変容を省察する。

目次

  • 第1章 父親殺害の物語(原父殺害の物語;継父殺害の物語;息子と母親の宗教)
  • 第2章 近代化の歩みと「神の殺害」(キリスト教における、全能の神の復活;全能の神の殺害)
  • 第3章 科学神話の盛衰(科学神話とは何か;進化論的世界観という神話;唯物論的宇宙観という神話)
  • 第4章 近代化と精神病の誕生(ヨーロッパ社会における狂気の変遷;近代化がもたらした狂気の変容;近代化と精神分裂病(統合失調症)の発現)

「BOOKデータベース」 より

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