退いて後の見事な人生
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書誌事項
退いて後の見事な人生
(祥伝社新書, 298)
祥伝社, 2012.11
- タイトル読み
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ヒイテ ノチ ノ ミゴトナ ジンセイ
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内容説明・目次
内容説明
仕事や役職を退き、第一線を離れると、かつては隠居の暮らしが用意された。現場を他人に譲った後の人生の最終コーナーで、先人たちは何を成したのだろうか?「隠居とは、本当にやりたかったことと真剣に取り組むための出発点だ」と考える著者は、日本史に名を遣した八人の「隠居力」を考察し、なぜ隠居後に大きな力を発揮できたのかを検証していった。彼らはなぜ、人生を何度も生きられたのか?突然死でこの世を去らない限り、誰もが否応なく体験するリタイア生活。八人それぞれの老年の暮らしの中に、現代にも通じるリタイアの極意が隠されていた。
目次
- 新井白石—隠居後は、過去の検証に努力
- 黒田如水—二代目のために自分の“悪評”をつくり出す
- 徳川斉昭—グローカリズムの「隠居連合」
- 古田織部—師の志を継ぎ、その恨みを晴らすために生きる
- 松平宗衍—舞台裏の苦労を一身に引き受ける
- 松居遊見—若い時から「隠居力」を発揮
- 伊能忠敬—やりたいことに専念するために、現役時代を精いっぱい生きる
- 鴨長明—ツイてなかった半生の総仕上げ
「BOOKデータベース」 より