日本における天台宗の形成
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書誌事項
日本における天台宗の形成
(木内堯央論文集, 1)
宗教工芸社, 2012.10
初版
- タイトル読み
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ニホン ニオケル テンダイシュウ ノ ケイセイ
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注記
著者の肖像あり
収録内容
- 日本における天台宗の形成
- 中国仏教と天台法華数学(1)
- 中国仏教と天台法華数学(2)
- 伝教大師の天台法華宗開創
- 天台法華宗創設の意図
- 伝教大師と「菩薩」
- 伝教大師における菩薩教団の構想
- 最澄が企図したところ
- 伝教大師がめざした仏教
- 伝教大師と安楽行
- 伝教大師最澄の天台宗
- 伝教大師における「先帝御願」について
- 最澄の学制とその意義
- 伝教大師がとらえた仏教の機能
- 『比叡山天台法華院得業学生式』について
- 『得業学生式』の位置づけについて
- 最澄の学生教育
- 「一乗沙弥」をめぐって
- 『篭山発願[文]』真撰説への私見
- 伝教大師の胎金両部相承について
- 伝教大師における「遮那業」
- 伝教大師の胎金両部相承に関する問題
- 伝教大師と『不空表制集』
- 伝教大師の密教相承と不空三蔵
- 伝教大師に及ぼした不空三蔵の影響
- 『顕戒論縁起』における一問題
- 伝教大師最澄と「唐制」
- 『胎蔵縁起』について
- 伝教大師の仏陀観
- 日本天台の仏陀観 : 最澄の場合
- 伝教大師における円機巳熟の論理
- 伝教大師における円機
- 「円機巳熟、円教遂興」について
- 伝教大師最澄の仏教と「機」
- 伝教大師における「小乗」
- 伝教大師における教・機・時の構造
- 伝教大師における教・機・時
- 伝教大師仏教の基調 : 下品の自覚と大乗円教
- 『顕戒論』にみる機と教
- 伝教大師最澄の「円機」
- 弘仁三年末高雄灌頂前後
- 泰範の去就
- 台密と弘法大師
- 最澄と空海のあいだ
- 『叡山大師伝』の検討
- 『叡山大師伝』撰述の意図
- 初期日本天台の課題 : いわゆる「血脈」の形成について
- 天台法華宗における義真の位置づけ