歴史と事実 : ポストモダンの歴史学批判をこえて
著者
書誌事項
歴史と事実 : ポストモダンの歴史学批判をこえて
(学術選書, 057)
京都大学学術出版会, 2012.11
- タイトル別名
-
歴史と事実 : ポストモダンの歴史学批判をこえて
- タイトル読み
-
レキシ ト ジジツ : ポストモダン ノ レキシガク ヒハン オ コエテ
大学図書館所蔵 全136件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
文献案内: p279-293
内容説明・目次
内容説明
“歴史”とは、過去の出来事を徹底調査し客観的な“事実”を取り出して、これを記述したものだと、一般には受けとめられている。しかし、ポストモダニズムの台頭以来、歴史とは歴史家が過去についての見かたをそれぞれに語った物語にすぎないのであり、過去をそのまま復元したものではないという批判がある。本書は歴史学の原点である古代ギリシアの歴史家の見解を検討し、歴史を書くことの可能性についてあきらかにする。
目次
- 序章 いま何が問題なのか—ポストモダニズムと歴史学
- 第1章 歴史叙述の起源
- 第2章 ヘロドトス—事実とは情報である
- 第3章 トゥキュディデス—事実とは解釈である
- 第4章 ポリュビオス—事実の正確な理解を
- 第5章 「循環史観」という神話
- 第6章 ランケの歴史学とその後—事実とは史料である
- 終章 何が可能か
「BOOKデータベース」 より