文学と言語学のはざまで : 日英語物語の言語表現分析

書誌事項

文学と言語学のはざまで : 日英語物語の言語表現分析

山岡實著

開拓社, 2012.11

タイトル読み

ブンガク ト ゲンゴガク ノ ハザマ デ : ニチエイゴ モノガタリ ノ ゲンゴ ヒョウゲン ブンセキ

大学図書館所蔵 件 / 113

注記

参考文献: p241-249

内容説明・目次

内容説明

これまで誤解・混同されて用いられている日英語物語の言語表現(内的独白と話法)や従来の言語学的処理では説明できない英語の物語の言語表現(状態動詞の進行形、S1 when S2構文、指示表現、直接話法の報告節)を対象とし、認知言語学的知見に基づく日英語比較分析、文学的知見を取り入れた談話分析や言語学的観察と文学的直観に基づく言語分析を行うことにより、それら言語表現の見直しを図り、その真の姿を探ってゆく。

目次

  • 第1部 日英語の比較—「内的独白」と「話法」(英語の「内的独白」と日本語の「心内独白」—“意識の直接的表現性”をめぐって;日英語「話法」の比較—日本語における「話法」とは)
  • 第2部 談話における言語表現(談話における状態動詞の進行形—時指向のアプローチから認識論的アプローチへ;談話におけるS1 when S2構文—線条的解釈と「体験の意味類型」について;談話における指示表現—物語における名指しの戦略;談話における直接話法の報告節—Hemingwayの“The Killers”の場合)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ