戦争は人間的な営みである : 戦争文化試論
著者
書誌事項
戦争は人間的な営みである : 戦争文化試論
並木書房, 2012.11
- タイトル読み
-
センソウ ワ ニンゲンテキ ナ イトナミ デ アル : センソウ ブンカ シロン
大学図書館所蔵 件 / 全44件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
戦争は悪である。誰もが平和を願う。だがそれにもかかわらず、戦争や軍事には人を魅了するものがある。なぜ人間は「戦い」に惹きつけられるのか?なぜ人は「兵器」に興味を抱くのか?戦争は「純然たる悪意」のみの産物ではない。むしろ、愛や、希望や、真心や、正義感があるからこそ、人は命をかけて戦うことができ、戦争を正当化できてしまう…。本当に平和について議論をするのならば、軍事は「文化」であり、戦争は「人間的な営み」であることを、まずは素直に認めなければならない—人間の矛盾と限界を見つめ抜く、挑発的な戦争論。
目次
- 序章 戦争は人間的な営みである
- 第1章 戦争のなかの矛盾、戦慄、魅惑
- 第2章 愛と希望が戦争を支えている
- 第3章 兵器という魅力的な道具
- 第4章 軍人もまた人間である
- 第5章 「憲法九条」も戦争文化の一部である
- 第6章 人間を問うものとしての「戦略」
- 第7章 その暴力は平和の手段かもしれない
- 第8章 平和とは俗の極みである
「BOOKデータベース」 より