日本映画オルタナティヴ

書誌事項

日本映画オルタナティヴ

阿部嘉昭著

彩流社, 2012.11

タイトル別名

Alternative

タイトル読み

ニホン エイガ オルタナティヴ

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内容説明・目次

内容説明

サブカル分析が「詩性」の発現と相即する「場」を形成し、畏怖の念をもって「作品」に分け入ったとき、真に対象化できたという官能的悦びが待っている。このような映画時評の射程を感知するために文章を縦断し、のちに観るべき映画を策定すべし。

目次

  • 犯罪の瘴気、犯罪連鎖の作為—古澤健監督『怯える』
  • 映画というカフカ—黒沢清について
  • 押井守の実写映画にはショットが存在しない
  • われわれは殺されたがっている—渡辺謙作監督『ラブドガン』と殺し屋映画の系譜
  • 観客心理を切り刻む鋏の蠱惑—池田敏春監督『ハサミ男』
  • 多元的に交錯し、連鎖する穴、穴、穴—風間志織監督『せかいのおわり』
  • 終結場面を疑問形に宙吊ること—日向寺太郎監督『誰がために』
  • 観客を覚醒させる「逆転」と「痛み」—豊田利晃監督『空中庭園』
  • 時間感覚の迷宮—オムニバス映画『乱歩地獄』
  • 「出現の映画」、二十一世紀的な—大森立嗣監督『ゲルマニウムの夜』
  • これが新しい“演出”の六原則〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10901533
  • ISBN
    • 9784779118371
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    420p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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