なぜかあの一休さんが会社員だったら
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なぜかあの一休さんが会社員だったら
(マイナビ新書)
マイナビ, 2012.10
- タイトル読み
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ナゼカ アノ イッキュウ サン ガ カイシャイン ダッタラ
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注記
一休略年表:p213-214 参考文献:p215
内容説明・目次
内容説明
日本人なら誰もが知っている「一休さん」。アニメーションでもおなじみのとんち話で知られる一休は、室町時代に実在した人物。世間に思われているほのぼのとしたイメージとは裏腹に、実際の一休は“破戒僧”ともいわれ、世の中に反逆して生きた革命児である。その生き様に感銘を受けた江戸時代の人々による「一休とんち話」が、当時の庶民に受け入れられ、現在まで脈々と受け継がれている。既成概念に縛られない発想で乱世を生き抜いた一休の人生は、“失われた20年”の停滞にあえぐ現代日本においても大きな魅力を放ち続けている。本書では一休の生涯を振り返るとともに、彼が残した知恵と、後世の人々が彼をリスペクトすることで生み出たとんちに学ぶ、肩肘張らず気楽に自由に生きるためのエッセンスを提示した。
目次
- 第1章 いま、なぜ一休なのか(八方塞がりのニッポン;すべては日常生活に立脚する ほか)
- 第2章 周建と宗純の時代(90歳近くまで生きた一休;南北朝時代とは ほか)
- 第3章 一休誕生(禅とは何か;禅は“理解”できるのか? ほか)
- 第4章 老いて加速する自由(一休の前半生と後半生を分けるもの;江戸期の人が考えた“とんちの一休” ほか)
- 終章 とんちと禅と一休(一休さんに託された庶民の思い;一休さんが受け入れられたふたつの要素 ほか)
「BOOKデータベース」 より