満州国皇帝の秘録 : ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎

書誌事項

満州国皇帝の秘録 : ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎

中田整一著

(文春文庫, [な-61-2])

文藝春秋, 2012.11

タイトル別名

満州国皇帝の秘録 : ラストエンペラーと厳秘会見録の謎

タイトル読み

マンシュウコク コウテイ ノ ヒロク : ラスト エンペラー ト ゲンピ カイケンロク ノ ナゾ

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注記

幻戯書房 (2005年9月刊) を「文春文庫」として再刊したもの

叢書番号はブックジャケットによる

主要参考文献: p390-392

関連年表: p393-400

内容説明・目次

内容説明

日本軍によって満州国皇帝の座に就いた溥儀。清朝復活への執念と傀儡としての絶望。皇后、実弟への愛憎、石原莞爾、東条英機らへの月旦などなど。専属通訳として、会見に同席した林出賢次郎が残した「厳秘会見録」を元に、昭和史の闇とされた人造国家・満州国の実態と、皇帝・溥儀の素顔を明らかにする。

目次

  • 「厳秘会見録」との遭遇
  • 満州国の誕生前夜
  • 「日満議定書」調印の舞台裏
  • 小春日和の溥儀執政時代
  • 砂嵐の中の皇帝即位式
  • 訪日で遠のいた「清朝復辟」
  • 「帝室御用掛」吉岡安直
  • 傀儡国家の内実
  • 浮上した世継ぎ問題
  • 帝位継承をめぐる密約
  • 日中戦争に揺れる満州国
  • 一九三八年、「厳秘会見録」の終焉

「BOOKデータベース」 より

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