ドイツ社会学とマックス・ヴェーバー : 草創期ドイツ社会学の固有性と現代的意義

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ドイツ社会学とマックス・ヴェーバー : 草創期ドイツ社会学の固有性と現代的意義

茨木竹二編

時潮社, 2012.10

タイトル別名

ドイツ社会学とマックスヴェーバー : 草創期ドイツ社会学の固有性と現代的意義

タイトル読み

ドイツ シャカイガク ト マックス ヴェーバー : ソウソウキ ドイツ シャカイガク ノ コユウセイ ト ゲンダイテキ イギ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

“歴史主義”への“自然・実証主義”の大々的侵入に対し、固有の「対案」をもって臨んだ結果としての、M・ヴェーバーらのドイツ社会学の成立と“歴史主義革命”—今やこの「対案」が、既に国際化し硬直化した“実証主義的”現代社会学に、改めて反省を迫る。

目次

  • 草創期ドイツ社会学の固有性と現代的意義—論議の基調と課題
  • ドイツ社会学の成立と影響(ドイツ語圏社会学の初期の活動の場としてのヴィーンとグラーツ—一九〇〇年ころのオーストリアにおける社会科学者の団体活動;ドイツにおける社会学とドイツ社会学—一九〇〇年頃の歴史主義の革命と「ドイツ」社会学の成立;明確に限定された開始か?—ドイツ社会学会第一回大会の意義をめぐって;差異性の文化人類学、共通性の文化人類学—恥と罪の文化区分が後世に与えた影響)
  • M.ヴェーバーと同時代人の社会学(ジンメルの社会学と哲学;イェリネクとヴェーバー—特に人権の起源と「国家社会学」をめぐって;ゾンバルトの資本主義論とヴェーバー;ウェーバーとウェルフリンにおける直感的合理主義—両者の理想型による合理的意味解明の親和性)
  • M.ヴェーバーの社会学(ニーチェからヴェーバーへ—「ルサンティマン」説をめぐって;範疇論文とトルソの頭—『経済と社会』(旧稿)の社会学的基礎範疇;マックス・ヴェーバーの社会学を理解するための一つの接近方法—社会経済学のプログラムの文脈における社会学の形成;学会会議報告「第三回 日本‐ドイツ社会学会議」)

「BOOKデータベース」 より

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