文法的詩学
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文法的詩学
笠間書院, 2012.11
- タイトル読み
-
ブンポウテキ シガク
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内容説明・目次
内容説明
物語や詩歌を読むことと、言語学のさまざまな学説たちとのあいだで本書は生まれた。古典語界の言語を当時の現代語として探究する書。「物語を読む、うたに心を託す」ために必要な言語理論を案出する。
目次
- 文法的詩学、その構築
- 「は」の主格補語性(上)—「が」を押しのける
- 「は」の主格補語性(下)—三上文法を視野に
- 活用呼応の形成—係り結びの批判
- 「アリar‐i」「り」「なり」という非過去
- 起源にひらく「き」の系譜
- 伝来の助動辞「けり」—時間の経過
- 「けり」に“詠嘆”はあるか
- 助動辞「ぬ」の性格
- 助動辞「つ」の性格〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より