日本古代の国家と造営事業

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日本古代の国家と造営事業

十川陽一著

吉川弘文館, 2013.1

Title Transcription

ニホン コダイ ノ コッカ ト ゾウエイ ジギョウ

Note

学位請求論文 (慶應義塾大学, 2009年度)に基づいたもの

巻末:索引(I 事項, II 日本史料, III 中国史料, IV 研究者名)

Description and Table of Contents

Description

古代日本では、なぜ宮都や寺社などの大規模な造営事業が繰り返し行われたのか。八世紀を中心とした宮都の造営や、技術労働の実態を具体的に検証し、その歴史的役割・意義を検討。官司制を含めた律令法体系を素材として、北宋天聖令を用いた日唐の規定の比較などから、日本古代国家における造営事業の位置づけを図り、律令国家の特質を解明する。

Table of Contents

  • 1 日本古代の宮都造営(八世紀の宮都造営—唐制との比較を通じて;唐将作監の歴史的位置;日唐営繕令の構造と特質;日本古代の宮都造営の特質)
  • 2 造営事業と技術労働(八世紀の木工寮と木工支配;奈良時代の「所」と「大夫」—工人集団展開の一断面;律令制下の技術労働力—日唐における徴発規定をめぐって;石川氏と造営事業;内匠寮について;律令国家と造営事業)

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