ピアフのためにシャンソンを : 作曲家グランツベルクの生涯

書誌事項

ピアフのためにシャンソンを : 作曲家グランツベルクの生涯

アストリート・フライアイゼン著 ; 藤川芳朗訳

中央公論新社, 2012.12

タイトル別名

Chanson für Edith : das Leben des Norbert Glanzberg

Musique de Norbert Glanzberg

タイトル読み

ピアフ ノ タメ ニ シャンソン オ : サッキョクカ グランツベルク ノ ショウガイ

注記

年譜: p313-315

主要な作品: p316-317

内容説明・目次

内容説明

「私の回転木馬」「パダム…パダム」で知られるユダヤ人作曲家が、ピアフによってある時はドイツ軍の脅威から救われ、ある時は奇妙な愛欲に翻弄された日々を回想。激動の時代をともに生き抜いた知られざる伴侶による証言録。

目次

  • ママ、この音楽、どうして笑ってるの?この音楽は泣いてるよ、どうして?—ヴュルツブルクの子ども時代
  • ハンス・アルバースはとっても親切にしてくれたよ—ベルリン“アドミラルスパラスト”で若い指揮者として
  • 『私をつかまえて、さあ、早く!』—“コメディアン・ハルモニスツ”のための映画音楽とビリー・ワイルダー
  • 「家には帰らないで!ゲシュタポが二人、待ちかまえています。」—フランスへの逃亡
  • 二曲が大ヒットしたんだよ。でも印税は入らず仕舞いさ。—ナチがパリまで追いかけてきて
  • 「私の素敵なノノ!あなたのフィフィより」—エディット・ピアフと過ごした時
  • 『パダム…パダム』—盗まれる寸前だった世界的なヒット曲
  • 今はピエール・ミネがぼくの名前—偽名でティノ・ロッシと演奏旅行に
  • ストップ・ウォッチ片手に鍛えたよ、手入れに備えてね—エディット・ピアフの口利きで伯爵夫人の城にかくまわれる
  • 作曲したのはぼく、でも売れっ子になったのは別人—生き延びるために、はした金で作品を売る〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ