「橋下維新」は3年で終わる : 民衆に「消費」される政治家たち

書誌事項

「橋下維新」は3年で終わる : 民衆に「消費」される政治家たち

川上和久著

(宝島社新書, 356)

宝島社, 2012.10

タイトル別名

橋下維新は3年で終わる : 民衆に消費される政治家たち

タイトル読み

「ハシモト イシン」ワ 3ネン デ オワル : ミンシュウ ニ「ショウヒ」サレル セイジカ タチ

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注記

カエサル・ナポレオン・ヒトラー・橋下徹年表: p[216]-[219]

主要参考文献: p220-223

内容説明・目次

内容説明

日本の戦後政治史上、最大のトリックスター「橋下徹」。「時代の気分」(ポピュラー・センチメント)に後押しされた「維新旋風」が既存政党の脅威となるなかで、その政治的本質はいまだベールに包まれている。橋下氏が用いる、世論を味方につけるための「宣伝の技術」は、歴史上「独裁者」と呼ばれたカエサル、ナポレオン、ヒトラーが用いたそれと酷似している。それでは日本にも「独裁政権」が誕生するのか—いまのところ、その答えは「ノー」である。民衆に「消費」される存在となった政治家たちが、短命に終わらぬために必要なものは何か。政治心理学の第一人者による「橋下論」決定版。

目次

  • 第1章 「強いリーダー」を求める社会的背景(将来に不安を感じるのは「人間の特権」;「不満」と「不安」が強いリーダーを求める ほか)
  • 第2章 世論を味方につける方法(「既存のシステム」と対峙した政治家たち;「世論の支持」とその2つの意味 ほか)
  • 第3章 「宣伝家」と「政治家」(政治家の力量を示す「宣伝力」;新聞の効果を利用したナポレオン ほか)
  • 第4章 「橋下政治」は3年で終わるのか(「非業の死」を遂げた現代の独裁者たち;ナポレオンはなぜ「世論」に見放されたか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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