日本語の宿命 : なぜ日本人は社会科学を理解できないのか

書誌事項

日本語の宿命 : なぜ日本人は社会科学を理解できないのか

薬師院仁志著

(光文社新書, 617)

光文社, 2012.12

タイトル別名

日本語の宿命 : なぜ日本人は社会科学を理解できないのか

タイトル読み

ニホンゴ ノ シュクメイ : ナゼ ニホンジン ワ シャカイ カガク オ リカイ デキナイノカ

注記

主要参考文献: p267-268

光文社新書メルマガ連載の「日本語の宿命」(2011年7月-2012年10月)に、大幅な加筆・修正を加えて構成したもの

内容説明・目次

内容説明

欧米諸国よりも遅れて近代化の道を歩み始めた日本は、舶来の文化や文明を急速に輸入することを迫られた。だからこそ、日本語には、多くの外来語や翻訳語が存在するのである。それは、今日の日本語にとって、宿命とも言うべき事態であろう。ただし、単に外来語や翻訳語を採り入れることは、それらを正しく理解することと同じではない。われわれは、「民主主義」や「市民」の意味を正しく理解してきたのであろうか。「個人主義」や「共和国」といった事柄を、本当に知っているのであろうか。本書が取り上げるのは、そういった問題である。

目次

  • 社会
  • 大衆
  • 個人
  • 市民
  • NPOとNGO
  • 民主主義と共和制
  • 権利と権力
  • 「法治主義」と「法の支配」
  • 首都と資本
  • 主観的と主体的
  • 愛国心と国粋主義

「BOOKデータベース」 より

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