『明暗』夫婦の言語力学

書誌事項

『明暗』夫婦の言語力学

小林千草著

東海教育研究所 , 東海大学出版会 (発売), 2012.12

タイトル別名

明暗夫婦の言語力学

タイトル読み

『メイアン』フウフ ノ ゲンゴ リキガク

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内容説明・目次

内容説明

夏目漱石の最後の長編『明暗』から解き明かされる百年の日本語の世界—。津田とお延の夫婦の会話と、その周囲の人々のことばの心理に迫りながら、人と心の関係が織りなす“明”と“暗”をあぶり出していく。未完に終わった結末に向け、漱石が配した「ことばの伏線」も明らかにする。

目次

  • 第1章 御帰り遊ばせ
  • 第2章 夫を千里眼で見抜ける?
  • 第3章 突然疑惑の焔が…
  • 第4章 愛と虚偽
  • 第5章 吉川夫人の思惑
  • 第6章 「そりゃ嘘だ」「どうして嘘なの」
  • 第7章 一通の手紙
  • 第8章 湯治場の中心点なる清子

「BOOKデータベース」 より

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