東アジアの新時代に向けて
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東アジアの新時代に向けて
新幹社, 2012.11
- タイトル読み
-
ヒガシアジア ノ シンジダイ ニ ムケテ
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注記
執筆者: 小此木政夫, 佐々木隆爾, 金定三, 朱建栄
内容説明・目次
内容説明
東北アジアと日本との問題は、日本にとって最も厳しい、最も鋭角的な、目をそむけたくなるような形で提起されている。日・中・韓の碩学が、歴史の原点に立ち返って、東アジアの未来について本気で論じあう。
目次
- 1 東アジアの双子国家—日韓は戦略を共有できるか(はじめに—日韓中、三国関係の地政学;東アジアに誕生する「双子国家」;ドイツ統一の教訓と王朝政治の伝統;おわりに—未来を構築する共同イニシアティブ)
- 2 戦後日本の反核平和と民主主義思想の形成(日本国憲法の成立とその意義;「全面講和」運動とその国際的役割;原水爆禁止運動の成立;むすび)
- 3 ヤルタ体制の見直し—太平洋戦争から朝鮮戦争までの列強の戦略とイデオロギー(日本の戦略と思想;ソ連の戦略と思想;中国と朝鮮戦争—戦略と思想)
- 4 ウェストファリア体制の受容過程の中国—21世紀中国の東アジア戦略への示唆(ウェストファリア体制を拒否し続けた前史;重い「負の遺産」から再出発した孫文と袁世凱の時代;蒋介石が獲得した「平等」とその虚しさ;一〇〇年の悪戦苦闘が二十一世紀の中国外交に残した「教訓」)
「BOOKデータベース」 より