国際連合における拒否権の意義と限界 : 成立からスエズ危機までの拒否権行使に関する批判的検討
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国際連合における拒否権の意義と限界 : 成立からスエズ危機までの拒否権行使に関する批判的検討
(学術選書, 106 . 国際法||コクサイホウ)
信山社, 2012.12
- タイトル別名
-
国際連合における拒否権の意義と限界
国際法
- タイトル読み
-
コクサイ レンゴウ ニオケル キョヒケン ノ イギ ト ゲンカイ : セイリツ カラ スエズ キキ マデ ノ キョヒケン コウシ ニ カンスル ヒハンテキ ケントウ
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注記
主要参考文献: p179-192
内容説明・目次
内容説明
拒否権制約の原理を問う。法と政治、法と道徳、実定法解釈と立法論が交錯する拒否権制度を国際連合の実行から探究する。
目次
- 第1章 拒否権の成立過程(ダンバートン・オークス会議;ヤルタ会談;サンフランシスコ会議;常任理事国の拒否権行使または行使の威嚇の制約事由)
- 第2章 国連発足後初期の拒否権行使又は行使の威嚇の制約をめぐる動き(加盟問題に関する常任理事国の拒否権行使又は行使の威嚇;初期の国連総会における常任理事国の拒否権行使又は行使の威嚇の制約をめぐる審議)
- 第3章 「平和のための結集」決議の採択(安全保障理事会と総会の権限関係に関する議論;拒否権の制約事由をめぐる議論)
- 第4章 スエズ危機における英仏の拒否権行使に対する国連加盟国の対応(安全保障理事会の「主要な責任」の欠如;緊急特別総会における国連緊急軍の設置)
- 終章 今後の課題
「BOOKデータベース」 より